サイクロークイサーン

サイクロークイサーン

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これからどんどん暑くなってくる時期ですね。
下手すると食材はすぐに腐ってしまいますね。
しかしながら、人類はこれを逆手に取って発酵という手段を取り、たんぱく質を分解し、より美味しくした保存食が作られてきましたね。
えーなお、腐敗と発酵は科学的には同じ事で、人類に役立つものを発酵と称するそーです。

今回ご紹介する食べ物はサイクロークイサーン。イサーン風ソーセージです。
イサーンとは何ぞや?
イサーンとはタイ王国の東北地方の総称です。
表記するとイーサーンと書く方が正しい様ですが聞いてる分にはイサーンとしか聞こえないので、ここではイサーンで通します。
イサーン料理って書くと、一瞬( ・◇・)?(・◇・ )って思うかもしれませんが、タイ料理で皆さんがよく知ってる(と思われる)ソムタムはじつはこのイサーン料理です。
まぁとりあえずイサーンの話はここまでで
サイクロークイサーンについて話を進めましょう。

こぅ街中を歩いていると数多くの食べ物を売っている屋台が目に付くと思われます。
その中で煙を上げてる屋台も多々あります。
その煙を上げてる屋台は前に紹介した串焼きか、このイサーン風ソーセージの確率が高いです。
短いフランクフルトが2本、串に刺され、多くは縦に並べられて焼かれています。
なんとなく白っぽいものから昔の日本にあった真っ赤に近い色した物まであります。
昔はビー玉サイズのサイクロークイサーンもあり一口でパクパク食べてた物ですが、最近数が減りました。
筆者の近辺ではまったく見なくなりました。作るのが面倒くさいのであろう。

このソーセージ、扱う店によって味付けもかなり違ってきますが、基本は豚挽き肉、ニンニク、塩、コショウ、そして ご飯。
そう、ご飯を使って発酵させるのです。
サイクロークイサーンは日本にも市販品が冷凍で入っていたりするのではないでしょうか。
でもなんとなく、作ってみようかなぁという方、全部混ぜて羊の腸だと細いので豚腸に詰めて常温で2日ほど放置しておけば発酵がすすんで出来上がりです。
直射日光よりは風通しのよいちょっと日陰の方がよろしいかと。
詰めて縛る方法はソーセージの作り方なんかをぐぐっていただければよろしいかと。
塩は全体の2%以内が健康の為によろしいかと思いますね。

この完成品をタイでは炭火で焼き鳥を焼くように串に刺して焼きます。
面倒くさい人は揚げてしまいましょう。
焼く時、揚げる時に必ず楊枝等で小さい穴を2〜3ヶ所開けておかないと・・・爆発します。
豚肉なので火をよく通しましょう。

サイクロークイサーンは酸味が少ない種類も増えて来て、焼きあがったサイクロークイサーンが天地逆にわざわざ並べてあるので、屋台のおばさまに聞いてみると片側は酸味が少ないのだそうです。
このごろは手抜きもあり、発酵させず酢で酸味を足したものもあるそうで・・・

そして昔からこれはあったのですが、圧倒的にご飯ばっかりが詰まっているサイクロークイサーンが存在します。
詐欺とも言います。
こればっかりは買ってみて食べないとわからないですねー。
でも文句言われてそこで商売出来なくなったって話も聞かないです。
きっとそのご飯が多いバージョンが好きな人も居るわけですな。多分・・・・

そしてこのサイクロークイサーン、屋台で売ってる物もお店で提供されるものも必ず付け合せがあります。
キャベツのぶつ切り、ショウガのスライス、そして生の唐辛子。
この3つは必須です。
熱々のサイクロークイサーンにかぶり付いてキャベツを一緒にバリバリ。
またかぶり付いてショウガをカリカリ。
またかぶり付いて唐辛子をちょっくらオドオドしながらかじる。
私なんかは気が付くとサイクロークイサーン本体よりキャベツの消費量の方が多かったりします。

文: おもだか まさし

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