泰緬鉄道ミャンマーで再び - Asia Production Service Co.,Ltd.

Asia Production Service Co.,Ltd.

泰緬鉄道ミャンマーで再び

泰緬鉄道ミャンマーで再び

泰緬鉄道ミャンマーで再び - 2013/01/01(Tue)

第二次世界大戦中にタイとミャンマーを結んでいた「泰緬鉄道」。タイ側のクウエー川鉄橋は、映画「戦場にかける橋」の舞台として有名である。
旧日本軍によって建設・運航され、軍事物資を運ぶのに使われたが終戦後は一部が撤去されている。
タイ側はカンチャナブリー県の観光地となり、毎日それなりの数の観光客が訪れ、自分の足で鉄橋を渡ったり、バンコクからの列車が行き来する景色を見ながら食事を楽しんでいる。

この泰緬鉄道、ミャンマー政府が鉄道と幹線道路を整備する計画が持ち上がっている。
長く少数民族武装勢力の支配下にあったが昨年、政府との間で停戦協定が結ばれたことで将来へ向けた建設的な議論ができるようになった。
区間はミャンマー側の起点で会ったモン州のタンビュザヤ (Thanbyuzayat)からタイ国境近くのスリー・パゴダ・パス(Three Pagodas Pass)までの約100キロ。

これが実現するとタイとミャンマーを結ぶあらたな経済動脈ができることになる。
泰緬鉄道のタイ側は国境から3分の2が途切れており、一部はダムの底に沈んでいるそうなので簡単な話では無いが、夢を持って見守りたい。



Yomiuri Online 「戦場にかける橋」泰緬鉄道ミャンマーで再生へ



写真はタイのカンチャナブリー県のクウエー川鉄橋。
バンコクからの観光列車を含め1日7本が行き来する。



クウエー川鉄橋を歩く観光客たち

Edit by : 城戸