クンチェーナムプラーー - Asia Production Service Co.,Ltd.

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クンチェーナムプラーー

クンチェーナムプラーー

「クンチェーナムプラー」という料理。チェーとは、漬ける、ひたす等の意味。
つまり、海老のナムプラー漬けという意味なんですが、これが実は生食なんです。
ようはタイ風海老の刺身。海老の頭をはずして尻尾から測って7CMから10CMぐらいの大きさの生食用の海老を用意します。アマエビより1回り大きいのが良さそうです。

頭をはずして、尻尾の先をはさみできってかっこよくして(Vの字)殻をひん剥いて、よくといた卵の白身(メレンゲにするんじゃないぞ)で実を洗い尻尾から頭に向かって切り裂き背腸を取ります。その際真っ二つにしないようお気をつけ下さい。
丸い皿にぐるッと海老を並べて、ナムプラーを海老さん全部が本体下1mmが浸るぐらい皿にかけます。しばらくそのまま冷蔵庫へ(20分~1時間)まぁヅケにしちゃうんです。

そして、ツマとして大根ではなくニンニクスライスとにが瓜のスライス。
これもお皿にぐるッと並べます。そして大切なのがタレでございます。
醤油とわさびで食べてもすごく美味しいのですが(実際最近タイでもそうやって食べる所がある)それでは、ここで紹介する意味がないので、タイ風シーフード用のタレを用意します。
用意するものはニンニク、生唐辛子、ライム汁、ナムプラー又は塩、砂糖少々を自分の好みの料をミキサーにぶち込んでスイッチオン!
酸味が効いていたほうがよろしい。ペースト状にする必要はまったくない。

で、出来たものをそのままでもよし、味が強いようならだしで割ってもよし。
別の器に入れてエビと一緒に出す。後は、食べる時にこのタレにさらにエビを浸して、エビがちょっと白っぽくなったら食べごろ。ニンニク、にが瓜をエビと一緒にあんぐりと食べる。にが瓜の苦さが気になる人は、外しても良いですがデートが控えていない限りニンニクはなるべく一緒に食べましょう。
エビのぷりぷり感とニンニクスライスのシャクシャク感が一緒になっておいしいっすよ。

写真・文:おもだか まさし

アジア旨いもの紀行


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