タイ ベトナム インドネシア 撮影許可 コーディネーション - Asia Production Service Co.,Ltd

コンテンツ一覧Home

かおちぇー

暑いですねー、ええ本当暑い。
もっともうちが暑いのはクーラーが壊れたのでその修理の間の二日間だけなんですけどね。
毎年この時期になると同じことを書いてますが、7−9月は日本よりタイのほうが過ごしやすいです。
というかタイのメインの夏が4−5月なのでそれと比較すると少しはマシという程度ですが。

話しはちと変わりまして、日本は四季があるので季節の食べ物が沢山ありますよね。
そして行事も多く、それに随するお食事もたくさんありますよね。
お正月にはお節料理にお雑煮、ひな祭りには必ずハマグリ、端午の節句には鯉やら柏餅、土用の丑の日にはウナギとか、クリスマスには七面鳥(マテ・・・)。
まぁこの料理がでると「ああ、もぅそんな日なんだねぇー」と感じる事が多くあると思います。
で、タイですが正直無いんです。旬の食べ物はありますが、この季節にはこれを食べるって言うものが無いんです。悲しいぐらいに・・・・ぇ?何編集長?? ある?

あるんですか?

なんとあるそうです。
それはタイのお正月、ソンクラーン祭りの時期、暑気払いとして食べる食べ物がタイにあるのです。
その名は「カオ・チェー」(米・浸ける(漬ける?))。
簡単に言うと冷え茶漬けです。
昔々、まだ氷がとても高価だった時代、シャム王国5代目国王ラーマ5世によって暑気払いの食事として作られたのが始まりと言われています。
冷や飯なのに宮廷料理のわけです。

タイ米でもカーオ・ホームマリ(ジャスミンライス)という一番高価な米を硬めに炊き上げます。
イタリアのリゾットと同レベルかまたはもっと固いか?
ジャスミンの花の香りをつけた冷水に氷を入れてそれをそのご飯にかけて食べるのです。

付け合せに佃煮系のおかずが必ず2品。
一つは豚バラの甘露煮・・・佃煮と甘露煮ってどっちがより煮詰めて固いですかね?とにかくより固い方レベルです。
それと日本でいう切干大根、これの佃煮。
この2つは必ずセットで出てきます。
元が王宮料理であり、しかも季節物なのでどこでも食べれる物ではないそうですが高級レストランでは用意してあるそうな。
高級レストランだとこの2つのおかずに、更にエビ味噌とココナッツミルクをまぜ合わせた物の揚げ団子にお野菜各種がついてくるそうです。

食べ方は、まぁ普通にレンゲですくって食べる。
で、そもそもカオチェーとは美味しい食べ物なのかと聞かれると、正直ビミョーです(笑。
とにかく暑気払い用で冷たいものがとても高価であった時代の食べ物ですので、とくにおかずがなければそれだけで食べるとすると苦しい物があるかもしれません。
私個人的感想でいえば米が硬いのがなんというか、だったらアラレとかでいいんじゃね?と。 
そしてジャスミンの香りは個人的に好きでは無いのです(汗
しかしながら、折角の季節物ですし、日本も暑いので冷たい食べ物という事でご紹介したわけです。

ちなみに日本でこのカォチェーを食べるぐらいなら!
別の物にしましょう。

少し硬めに炊いたご飯をおひつがあればそれに移し、なければ保温を切って手ぬぐいをかけて蓋をして完全に冷や飯にします。
そして味噌汁を作っておきます。
何の味噌汁でもいいですが肉、魚介系より野菜系の方がオススメです。
それを冷蔵庫にいれて冷やします。
で冷や飯にキンキンに冷えた味噌汁をかけて食べます。美味しいですよ。

暑いので短めで。
みなさん、水分補給を忘れないように。
高血圧気味と腎臓疾患の方以外は、大量発汗後の塩分補給も忘れないようにご注意下さい。
前者に当たる方々は通常に売ってるスポーツドリンクをそれの同量の水で割った物を飲みましょう(全部飲んだら塩分一緒だからそこは注意で)。

文: おもだか まさし